2015.02.04 宮島グランドホテル 有もと

去る2月4〜5日、厳寒の宮島において、恒例の中国四国支部女性交流会が開催されました。
参加者は、入社1〜5年未満の女性組合員15名と運営委員を中心とした男性15名の30名。

まず、最初に米本支部長と渡辺議長より、主催者を代表して参加者へのお礼と合わせて、
今後の世の中は、ますます女性の能力、力に頼らなければ成り立たなくなるとの認識を示し、
この交流会の意義を述べました。 

一日目の講座は、広島県男女共同参画財団よりご紹介いただいた
「株式会社 フラウ 主婦生活総合研究所」中国四国支局長の阿須賀芳恵(アスカ ヨシエ)さんの
講座で「キャリアアップ・セミナー」をテーマに、ご自身の経歴・経験をもとにお話しいただきました。
結婚、妊娠、出産を機にそれまでの仕事をあっさりやめてしまい、
後にとても後悔されたこと。子づれボランティアとして世の中との関わりあいをもとうとしたが、
悪戦苦闘の日々が続いたこと。ただその中で出会った人々が縁で、今の仕事があることなど、
とても印象深いお話しが聞けました。
そして、「子育てで仕事をあきらめなくていい世の中」
「子育てや地域での経験が仕事に活かせる世の中」「女性が組織の中で活躍できる世の中」などを
課題として、さらにその中から夢を見つけ出すという取組を行っているというお話をいただきました。
最後に、グループに分かれて、いま自分たちのまわりにある課題をさぐり、
それをどう解決へと結びつけていくかのアイデアを出し合い発表するというワークショップを行い、
終えました。とても有意義で楽しい講座となりました。

夜は、懇親会で、宮島がきに舌つづみを打ちつつ、親睦と懇親をはかりました。 

2日目は、ディベートをおこないました。
テーマは「小学校からの英語教育に賛成・反対」もうひとつが「小学生が携帯電話を持つことに
賛成・反対」でそれぞれ肯定派、否定派に分かれ、舌戦を戦わせました。
今回はじめての試みとして、「知的スポーツ」としての、
本来のディベートのルールに則ったやり方で行い最初は少し戸惑いもあったようですが、
除々に慣れ論理的思考と論理的発表の仕方の勉強に、少しはなったのではないかと思います。 

最後に、中国四国支部ではこの先、5〜7月にかけての各地行われる地区交流会や
7月9日に行われる学習会への参加をお願いし、全ての日程を終えました。


 

米本支部長の挨拶

  西日本地連渡邉議長
 
講師の阿須賀芳恵さん  

 

 
     
 
二日目のディベート   また来年
 


close